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zoom RSS リニア中央新幹線〜第6回神奈川県審査会の議事録公開

<<   作成日時 : 2013/12/29 09:42   >>

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神奈川県の第6回環境影響評価審査会について、議事録が公開されました。

平成25年度第6回神奈川県環境影響評価審査会議事録

個々の審議内容は議事録をご覧頂くとして、3点、感じたことを記載させて頂きます。


【前回審議会の持帰り事項に対する事業者回答については非公開】

議事録には「資料2−2」等と記載が有り、前回の持ち帰り事項にたいする事業者回答は別添資料として提示されている様なのですが、県アセスサイトにこの資料はアップされていません。

つまり、我々一般の県民は、その回答内容について閲覧する事が出来ない。
誰の為に審議会が開催されているのでしょうか?


【審議自体も非公開】

「これ以降は、非公開とすべき内容について審議を行いますので、恐れ入りますが傍聴者の皆さんには御退出をお願いします」

「資料2−3」と言う資料が有る様ですが、傍聴者は退席、完全非公開。

条例に基づく措置(※)ですのでその事自体への異論は控えたいと思いますが、やはり衆目に晒されない中では、より厳しいご指摘が委員の方々から有ったことが伺えます。これについては後述します。

(※)「附属機関等の設置及び会議公開等運営に関する要綱」第6条第1項
(資料2-3は、絶滅危惧種等の貴重動植物の分布情報が含まれるため、非公開)


【超電導の特別委員】

今回特筆すべきこととして、「電力工学」の分野で特別委員との位置づけで超電導のご専門の方が参加されておられます。

この様な県の努力は評価に値するところです。

環境影響評価は、どうしても自然環境保全に偏る傾向が有りますが、都市部においては、人体への影響の方がむしろ比重が大きくなると思います。

鳥屋も山間部とは言え首都圏近隣のある程度人口が有る場所です。

前の記事で指摘させて頂いた様な電磁波影響などは、我々素人にはすぐに理解出来ない複雑なものですから、ぜひ専門的な知見から適切にご評価頂きたいところです。

残念ながら今回は、「具体的な電磁影響については、これからだと思いますので、特に意見はございません」と、お忙しい中、何の為に出てきたのですか?と伺いたいひと言で終わりだった様ですが、時間切れも有った様ですので、次回以降の議論に期待させて頂きたいと思います。



議事録から、やはり今回も厳しい指摘がなされた事が伺えます。

象徴的なのは審議会々長のご意見。
「今回のアセスは、今まで私どもが経験してきたものと比べて具体性がなく、我々の方も判断できないで困っているという状況がある」
私もアセスメントと言うものを詳しく無いので、こういうものなのか?と釈然としなかったのですが、ご専門の方でもやはりそう思われる程、クオリティの低い準備書であった事が確認出来ました。

その他、各委員の方からの厳しいご意見の数々。

「影響はありませんと、地域分断は起こらないと、そういったことを言っていただくのも結構なのですが、その客観的な証拠というものを挙げていただかないと、準備書の段階としては本当ですかと言わざるを得ません」

「一定の基準に基づいて予測評価し、一定のメニューを環境保全措置として示しているという感じで、リアリティが全然ない」

「このまま計画が進むと、車両基地予定地域の自然にかなりダメージを与えることになってしまうのではないかと思います」

「これでは住民が意見を言いやすい資料になっていません。一つ前のステップの資料のように思えます。」

「今のアセスというのは、昔と違ってベスト追求型というのが当たり前になっていますので、できる限りのことは行って、それでまだ不確定なところは事後調査等で補うということなので、今の段階で法令がどうこうだからできないという回答をおっしゃること自体がアセスの精神に反していますので、そこは是非考え方から改めていただきたい」

さらには以下のご意見は重要な視点だと思います。

「神奈川県のアセスなので神奈川の範囲というのは分かるのですが、そもそもこの車両基地というものが、そちらの事業全体の中でどれほどの規模で、何箇所に置かれているかによって、扱いも違います」

東京−名古屋間の複数自治体に係る国家規模の事業が、県単位で審議されている。
その中では、例えば前の記事に書かせて頂いた岐阜県・東濃の放射性物質が神奈川・鳥屋で洗い流されると言った複合事象は、行間に埋もれて審議もされることなく淘汰されて行くのでしょう。



審議会委員の方々は氏名・所属公開の元でこの審議に望まれている訳で、上記のご意見からは、この様なレベル感で承認したとなれば、自らの見識が疑われ兼ねない、言い換えれば責任が持てないと言う、切実な訴えと言う空気も感じます。

そして審議会も住民も、この様に真剣に議論・検討をしている中、期成同盟や地元商工会の手放し&お上丸投げ推進の有り様は、高度成長期の過疎地方における企業誘致そのままの時代錯誤的な態度であり、地方自治の自立性と言う、首都圏政令指定都市としての矜持など微塵も感じられず、地元住民として、誠に嘆かわしいと思う次第です。

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